お使いのブラウザはサポート対象外です。推奨のブラウザをご利用ください。

SCENE.12

RGM SCENE.12 しまなみ海道サイクルフィッシング

~しまなみ海道~

https://roostergearmarket.com/rgm-common/wp-content/uploads/2022/10/Image20220914092603-2160x2160.jpg

私のいくつかある趣味のひとつに自転車がある。サイクリストの聖地でも有名で、かねてより一度は自転車で走ってみたいと思っていたしまなみ海道。瀬戸内海に浮かぶ小さな島々にかかるいくつもの橋は愛媛県今治市から広島県尾道市まで続き、どの橋にも自転車専用道路が設置され、あの大きな橋を安全に自転車で走ることができるのだ。そんなしまなみ海道を今回は自転車で走りながら、途中の島でいい場所があれば釣りをするサイクリング釣り旅をしてみようと思い立った。

RGM SCENE.12 しまなみ海道サイクルフィッシング

自転車で旅する

しまなみ海道を自転車で走ると決めて、まず一番に考えるのは自転車。今回こだわり派のROOは自身のお気に入り自転車を車に乗せてやってきましたが、ここではレンタサイクルもオススメ。広島と愛媛で10か所のターミナルを管理する「しまなみジャパン」というサイトを見つけた。しまなみジャパンでは、様々なタイプの自転車がネット予約でき、クロスバイクやシティサイクルは、自分のプランにあった場所で借り、返却するターミナルを選択できるのが嬉しい。体力に自信のない人には電動自転車や、二人乗りのタンデムサイクルの取り扱いのあるところも。

また、万が一の故障にも駆けつけて対応してくれるという安心感はポイントが高い。気になる方はチェックしてほしい。

今回はターミナルのひとつ今治の中央レンタサイクルより出発しました。

しまなみジャパン

TEL
0898-35-3194
料金
クロスバイク・シティサイクル 1日¥2,000~(保証料別) 
URL
https://shimanami-cycle.or.jp/

中央ターミナルを出発して橋へ向かう道は、大きな円を描く緩やかな傾斜を上る。初めは全然平気と軽快に漕いでいたが、日頃の運動不足と自身の想像を超えるどこまでも続く上り道の長さから早くも自転車から降りようかなとか、ペース配分を考え始めてしまう。そうしながらもペダルを漕いでいると数分で大きな橋脚のたもとに到着。少し走ると一気に景色が開け、急に楽しくなった。この日は風もなく絶好のサイクリング日和。自身のペダルを漕ぐスピードで潮風を受け進む橋の上は絶景で、走行距離はぐんぐん伸び、次の島に着くまでは意外に早く感じられた。車道と完全に柵で分けられて安全な道は、地元の方の散歩コースにもなっており、橋の上ではご年配とすれ違うことも多く、のぼり道で降りようかと考えていた自身の体力のなさを恥ずかしくも思えた。

RGM SCENE.12 しまなみ海道サイクルフィッシング

良さげな防波堤

伯方島に到着。事前に見つけていた港に向かってペダルを漕いだ。足場の良い防波堤を足元の水中を覗きながらとりあえず先端まで歩く。潮は下げ止まりの時間に近づいていたが、沖に目をやると勢いのある流れは継続して動いている。魚影を探しながら歩いていると海面にいくつもの波紋を発見。何の魚だろうか上ずっているようだ。灯台の元に腰を下ろして、タックルを準備。表層を探れるスーパーボールの仕掛けを潮にまかせて流してみる事に。潮の流れが早く、みるみるうちにスーパーボールは見えなくなる。浮き下の長さを何度も調整しながら、波紋の近くを通すように流すが、魚からの反応がなかなか得られない。

潮の流れが緩んできた時点で作戦変更。足元の更に潮が緩やかな所に仕掛けをキャスト。ゆっくり漂わせていると、スーパーボールがぴょこぴょこと動き出した。待ってましたとロッドを握り直し、沈み込んだところでリールを巻く。上がって来た細身のシルエットの魚は、そうサヨリである。それもお刺身に出来そうな良いサイズ。うれしいファーストヒットだ。釣れたサヨリを観察ケースにいれてまじまじと眺めてみる。うーんやっぱり独特な顔立ち。海面でエサを穫るために適した口の形状だそうだが、自然の生み出すデザインはやっぱり人間の想像を超えてくる。

潮が止まり出した。波も穏やかになり、海中がよく見える。足元を覗いていると、防波堤の壁際に数種類の魚影を確認。五目釣り熱がわきあがり、すかさず足元に仕掛けを投入。仕掛けがなじんだ途端に、スーパーボールが勢いよく海中に引き込まれた。ナイスファイトの末に上がってきたのはちょっと季節外れの嬉しいお客 メバルである。その後も仕掛けを入れれば入れるだけ ためらわずにオキアミを食べてくれる。大漁である。以前、肌寒い時期に頑張って夜釣りでチャレンジしていたことを思うとここでは拍子抜けするほど楽しませてもらえた。

さて、サイクリング再開である。今度はどこが良いかと走り出し、ロケーションを変えて砂浜を探す事に。あわよくば、シロギスの顔が拝みたい。またまた地図と睨めっこしながら着いた所は誰もいない広々とした砂浜。軽めの天秤でちょい投げ仕掛けを用意。シロギスが浅瀬に来てくれていると良いのだが。とグリーンに輝く海に早々にキャスト。少しずつポイントを移動し、反応を探るも中々返事が返ってこない。少し早かったかなと疲れてロッドをバックパックに立てかけて少し休憩。この竿先を眺めながらその場所にとけ込む時間が何とも贅沢に感じるのである。

そうこうしていると、竿先に待望の反応が。慎重に竿を手に取り、少しあわせてからリールを巻き始めた。うーん、軽い。焦って早くあわせてしまったかな。リールを巻き続けると何か付いている。非常に小さいが何か魚らしい物が近づいてくる。砂浜に引き上げるとその正体は可愛いメゴチだった。浜に生息する魚だけあって砂の上にいると、どこにいるのか わからないくらいに同化して見えるが、非常に艶やかで、どこかひょうきん、それでいてこちらも独特な顔立ち。シロギスのお留守に相手してくれてありがとう。

RGM SCENE.12 しまなみ海道サイクルフィッシング

安心と信頼のものづくり

今回の旅先を今治に決めた理由として、どうしても訪れたかった場所がある。

今治はタオルの産地としても昔から有名で、今治タオルは認知度の高いブランドである。その今治タオルについて詳しく知りたいと訪れたのが、今治タオル 本店。入店して目に飛び込んでくるのは正面の壁面棚に収納され並ぶ白いタオル。近づいてみると、種類が違うタオルが並んでいた。厚みや硬さの違いから手触りが全部少しずつ違っていた。

そして今治タオル 本店には、愛媛県でしか買えないタオル「FUWARI」シリーズが、品揃え豊富に並んでいる。その他にも、タオルの特性を活かした商品がズラリと並んでいる。きっとお気に入りのタオル製品に出会えるはずだ。

タオルについて知っているようで実は知らないのではないかと思い、そこで今回、今治タオル工業組合の方にお話を伺いました。

今治タオル 本店

住所
愛媛県今治市東門町5丁目14番3号
TEL
0898-34-3486
営業時間
9:30 ~ 18:00
定休日
年末年始を除き、年中無休
URL
http://imabaritoweljapan.jp/store#honten

案内していただいたのは本店の隣りにある imabari towel LAB。ひと際大きな織り機が真ん中に設置されたこちらの施設では、今治タオルと呼ばれるまでに、クリアする品質基準を学べる空間となっている。基準のひとつ、タオルが吸水性のあるものかを測る独自に定められた5秒ルールを比較体験できる。

タオルの取り扱いについても、お話を聞いて驚いたのがタオルの洗濯方法。長く使う上では柔軟剤を入れずに洗濯するほうが品質維持できるということ。柔軟剤は、タオル繊維の表面を界面活性剤でコーティングして肌触りが良くなったと感じるが、吸水性が落ちたり、毛羽落ちが多くなる傾向にあるらしい。

そうしたタオルの取り扱いや特性などについても、今治タオル 本店やLABでは詳しくアドバイスいただける。ここで働く人達は、タオルの専門家タオルソムリエなのだ。素材の選定から最終検査に至るタオルづくりのプロセスとポイントを正しく理解し、「タオルソムリエ資格試験」を受けて合格するとタオルソムリエの称号を得られる。

今治タオルを販売する方々の知識のレベルが高いと、品質にこだわった良い製品であることがきちんと消費者に伝わり理解される。愛されるブランドであり続ける この仕組みは、作り手、売り手、買い手のタオルに携わる全ての人に喜ばれ、こだわりのモノづくりが継続できる理由だなと勉強になりました。

RGMもこだわりの詰まった製品を生み出し、多くの方に末永く愛用いただけるブランドでいたい。と、今治タオルに触れたことで感銘を受けました。

imabari towel LAB

住所
愛媛県今治市東門町5丁目14番3号
TEL
0898-34-3486
営業時間
9:00 ~ 18:00
定休日
年末年始を除き、年中無休
URL
https://www.imabaritowel.jp/lab
RGM SCENE.12 しまなみ海道サイクルフィッシング

ご当地グルメ

愛媛に出発する前にWebを検索していると、今治には焼豚玉子飯なるものが何店舗もあり、地元のB級グルメとしても話題になっている。その中でも老舗の重松飯店さんにお邪魔してきました。到着した時間はランチタイムも過ぎた頃でしたが、地元の方が、ひっきりなしにお店に出入りしていることから人気っぷりが窺えた。

暖簾をくぐると、壁に貼られたメニューにテーブルや椅子が、既においしい店の雰囲気を醸し出す。店員さんにお座敷席へ案内してもらい、さっそく焼豚玉子飯をオーダー。

ダイナミックに乗っかる目玉焼きに特製のタレがかかり、素朴な組み合わせながらも間違いないひと皿が。玉子を割って混ぜると角切りチャーシューが玉子の下から現れ、口に含むと甘めのチャーシューと玉子とタレが絶妙な美味しいバランスで、なかなかのボリュームだったが意外とあっさり完食してしまった。うん。なるほど。

店主のお人柄も相まって今治に来たらまた訪れたいお店がひとつ増えた。

重松飯店

住所
愛媛県今治市大正町5丁目4−47
TEL
0898-22-6452
営業時間
11:45~13:45
18:00~20:00(夜は火・土・日のみ)
定休日
月曜日

TACKLE今回のタックル